加藤直子皮膚科スキンクリニック　札幌市中央区北1条西7丁目　女医　皮膚がん　ナロウバンドＵＶＢ　ダーモスコピー　レーザー治療　AGA　男性型脱毛症　プロペシア

１０月２７日（土）に北海道性差医学・医療研究会　第１１回学術講演会　市民公開講座において、「ストレスと皮膚症状」についての講演を行いました。

講演内容を少しご紹介します。

ストレスと皮膚症状
加藤　直子　　
加藤直子皮膚科スキンクリニック

皮膚は「表現の器官」といわれます。心理あるいは情動因子が直接皮膚に反映され、冷汗をかく、赤面する、顔面蒼白になる、などの皮膚症状が容易に現れます。また、皮膚疾患は他人から容易に観察されるため、偏見や疎外の元になることも多いです。そのため皮膚疾患は、他の臓器疾患よりもよけいに情動的な心理反応を呈しやすいと言われています。これらの皮膚疾患に起因した心身症を「皮膚心身症」といいます。皮膚科学的診療に加えて心身医学的診療が求められる皮膚疾患には多くの種類があります。今回は、情動因子が、通常、発症または治癒の機転に重要な役割を演ずる皮膚疾患の中から、慢性蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症について、ストレスや性差とそれらの疾患との関連に注目しつつ、現在までの知見を示します。

詳しくは「皮膚疾患について」のページをご覧下さい。

ご一読いただけましたら幸いです。