お知らせ
おたふくかぜワクチンを推奨しております
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は発熱と耳の下の耳下腺という唾液腺の腫れが主な症状です。1週間ほどで良くなります。
ほとんどのケースが軽症ですが、実際には様々な合併症を伴うことがあります。髄膜炎は10~100人に1人の割合でみられます。脳炎・脳症はまれですが、後遺症を残すことがあり死にいたる場合もあります。ほかにも1000人に1人の割合で難聴や精巣炎・膵炎などの合併症があります。
日本耳鼻咽喉科学会の調査では2015~2016年の2年間に少なくとも348人がおたふくかぜによる難聴となり、300人近くに後遺症が残ったと報告されております。
ワクチンを接種することでこれらの合併症の発症リスクを限りなく低く抑えることができます。また現在では世界的に2回接種が標準となっております。既に1回接種した人でも、2~6年たったら2回目を接種することを推奨しております。スケジュールに関してはご相談に乗りますので、診療時間内にご連絡下さい。