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加藤直子皮膚科スキンクリニック

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皮膚疾患について
【ニキビの治療は急性炎症期と維持期で異なります
〜皮膚科で正しいニキビ治療を受けましょう〜
〜症状に合わせた適切な治療を受けることで、炎症を抑えます〜
(院長 加藤直子)】

 ニキビは学名ではざ瘡(ざそう)と言います。顔面、胸、背などに好発します。尋常性ざ瘡と呼ばれる普通のニキビは、思春期に性ホルモンの分泌が盛んになる影響で毛穴に開口している脂腺の働きが活発になり、毛穴に皮脂や角質(=あか)がたまる面皰(めんぽう)が形成されるため発生します。毛穴にはもともとニキビ菌が常在していますが、面皰の中でニキビ菌が増殖すると、毛穴と脂腺全体に炎症が起こり、紅色の丘疹や膿(うみ)がたまる膿疱(のうほう)が形成されます。これがニキビです。

 2016年に日本皮膚科学会から尋常性ざ瘡治療ガイドライン(改訂版)が出されました。この中ではニキビの状態を急性炎症期と維持期に分けて、標準の治療法を示しています。いずれの時期においても治療の基本は面皰の形成を抑えることです。そのために毛穴の壁の角質の産生を抑える薬剤(アダパレン)や壁の角質の剥離を促す、いわゆるピーリング作用を有する薬剤(過酸化ベンゾイル)などを、就寝前の洗顔後にニキビのある部位とその周囲に面状に塗り広げます。炎症期のニキビの上には、それらに加えて外用抗菌薬(クリンダマイシン、ナジフロキサシン、オゼノキサシンなど)を点状に塗ります。また中等症以上の急性炎症期には内服抗菌薬(ドキシサイクリン、ミノサイクリン、ロキシスロマイシン、ファロペネムなど)を追加して、炎症を抑えます。

 最近は、ピーリング作用を持つ薬剤と抗菌薬との配合薬や、ピーリング作用を持つ薬剤同士を組み合わせた配合薬などが使用可能です。これにより外用が楽になった一方で、効果が強力にもなったので、使用前には専門家からのアドバイスが必要です。皮膚科で正しい治療を受けることをお勧めします。

ニキビの治療オントナ4月12日号に添付の『ニキビの治療は急性炎症期と維持期で異なります
〜皮膚科で正しいニキビ治療を受けましょう〜
〜症状に合わせた適切な治療を受けることで、炎症を抑えます〜』が掲載されました。

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