真室川町｜病院｜診察

室岡　久爾夫（ムロオカ　クニオ）

町立真室川病院のホームページにおいでいただきましてありがとうございます。

町史を紐解くと、当院の創設は昭和３１年であり、６０年余の長い歴史のある病院であります。現在の病院は、平成１４年１０月に保健・医療・福祉の一体型施設として完成した「ヘルスケアーセンターまむろ川」の一角にあり、病床数は５５床で、診療科目は内科、整形外科、耳鼻咽喉科です。５名の常勤医師のほか、山大医学部、県立新庄病院その他からの非常勤医師の応援をいただき診療にあたっております。

新築移転後、地域的な医療格差の解消を図るため、ヘリカルＣＴ、１.５ＴのＭＲＩを順次導入しましたが、今後も必要な医療器械の導入、更新を図るとともに、これからは他施設との連携が大変重要になってきますので、もがみネットに接続できるように電子カルテを令和２年度から導入し運用しています。

今後、町立病院として、県立新庄病院、山大附属病院、地域の診療所との連携を持ちながら、地域の一次および二次医療の一部を担うとともに、いつでも安心して医療が受けられるよう医療体制の整備を進めます。また、高齢社会に対応した地域包括ケアシステムを確立するため、総合保健施設と高齢者福祉施設を併設した「ヘルスケアーセンターまむろ川」の機能向上に努め、地域包括ケアシステムの中核として在宅医療、訪問看護やリハビリテーション等のさらなる充実をはかり、地域医療の連携体制の構築と地域連携クリティカルパスの普及を通じた切れ目のない医療を提供できるように努めてまいります。

地域住民の健康と生命を守り、安心・安全で住民から信頼される病院となるよう、職員一丸となって努力してまいりますので、町立真室川病院をよろしくお願いいたします。どのようなことでも構いませんので、当院についての皆様のご意見を寄せていただければ幸いです。