お知らせ
- 2019年10月18日
令和元年度上半期 医療事故の公表について -
令和元年度上半期 医療事故の公表について
令和元年10月15日
町立真室川病院の社会的な説明責任を果たすとともに、病院運営の透明性を高め、町民の医療に対する信頼と、医療の安全管理の確保に資するため、患者のプライバシーに配慮しながら、「町立真室川病院医療事故公表基準」の公表基準に基づき公表を行うこととしております。
ついては、令和元年上半期(平成31年4月1日から令和元年9月30日)に発生した公表の基準に該当する「レベル3b」に該当するものは次のとおりです。1、発生の状況 1件
2、医療事故の概要等
令和元年9月報告(女性、80代)
<概要>
令和元年7月下旬、転倒による右膝の腫脹疼痛のため、当院を受診した。当患者は左脛骨顆部骨折のためギプス固定にて8月上旬まで入院した。しかし初診の際X-Pで左膝の不全骨折を見逃してしまっていたため、8月下旬の発覚まで左大腿骨顆上骨折に気付かず経過していた。
<改善策>
認知症、パーキンソン病患者のため十分なコミュニケーションが取れない状況にあったため、全身の注意深い観察と診療、X-Pの読影が欠けてしまった。今後は、落ち着いた診察、思い込みを排除し丁寧な診療に努める。